中小事業者のSNS運用、フォロワー数より大切なこと
SNSのフォロワーが増えても、売上や問い合わせに結びつかないという悩みは多くの事業者から聞きます。フォロワー数は一つの指標ですが、それだけを追いかけると本来の目的から外れることがあります。
投稿の目的を二種類に分ける
SNSの投稿は大きく「認知を広げる投稿」と「行動を促す投稿」の二種類に分けて考えると設計しやすくなります。綺麗な写真や共感を呼ぶストーリーは認知を広げるのに向いていますが、それだけでは問い合わせにつながりません。
週に一度は「料金」「予約方法」「アクセス」「よくある質問」のような実用的な情報を投稿することで、初めてアカウントを訪れた人が行動しやすくなります。この二種類のバランスを意識するだけで、投稿の設計が変わります。
プロフィールとハイライトを整える
Instagramの場合、プロフィール文と固定ハイライトは「初めて来た人が30秒で判断できる場所」です。ここに何をしている事業者か、どこにあるか、どうすれば予約できるかを明記することが先決です。
ハイライトは「メニュー」「アクセス」「よくある質問」「お客様の声」の四つを最低限整えることをお勧めしています。投稿の頻度を上げる前に、この土台を固めることが重要です。
効果測定の指標を決める
フォロワー数・リーチ数・保存数・プロフィールへのアクセス数のうち、事業の目的に最も近い指標を一つ決めて毎月追うことをお勧めします。飲食店であれば「プロフィールへのアクセス数」、ECであれば「リンクのクリック数」が直接的な指標になります。
月に一度、前月と比較して何が変わったかを確認する習慣をつけるだけで、投稿の改善サイクルが回り始めます。
SNS運用は継続が前提です。週に何本投稿するかより、何を目的に投稿するかを先に決めることが、長続きする運用の基本です。