Looker Studioで経営ダッシュボードを作る前に決めること
Looker Studioは無料で使えるデータ可視化ツールですが、「作ったけど誰も見ない」という状況になりやすいツールでもあります。構築前に決めておくべきことを整理します。
誰が何のために見るかを先に決める
ダッシュボードを作る前に、「誰が」「何を判断するために」「どのくらいの頻度で」見るかを明確にすることが最初のステップです。経営者が月次の方針決定に使うのか、担当者が週次の施策調整に使うのかで、表示すべき指標が変わります。
この整理をせずに作り始めると、あれもこれも載せたくなり、結果として「見づらいレポート」になります。最初は指標を五つ以内に絞ることをお勧めしています。
データソースの整理
Looker StudioはGoogle Analytics 4・Googleサーチコンソール・Googleスプレッドシート・BigQueryなど複数のデータソースと接続できます。ただし、データソースが多いほど管理コストが上がります。
最初の構築では、GA4とスプレッドシートの二つに絞ることをお勧めします。スプレッドシートには、GA4では取れない売上・受注・在庫データを手動で入力する運用にすると、シンプルに保てます。
更新頻度と運用ルールを決める
ダッシュボードは作って終わりではなく、定期的にデータが更新される仕組みが必要です。GA4のデータは自動更新されますが、スプレッドシートのデータは誰かが入力する必要があります。
「誰が」「いつ」「何を入力するか」を運用ルールとして文書化しておかないと、数ヶ月後にデータが止まっているという状況になります。構築と同時に運用ルールを作ることが、長く使えるダッシュボードの条件です。
ダッシュボードの設計は、ツールの使い方より「何を見たいか」の整理が先です。どんな指標を見るべきか迷っている場合は、スポット相談で一緒に整理することができます。